高血圧改善~危険因子や発症メカニズム

高血圧改善とは、高血圧状態を少しでも改善することです。高血圧とは常に血管に負担がかかっている状態で、生活習慣病のひとつにも指定されています。血管に負担がかかると言うことは、その中を流れる血流にも影響が及ぶと言うことです。そのため高血圧は、糖尿病や腎臓機能不全、脳血管疾患などの様々な症状を引き起こす要因でもあります。これらを防ぐためにも、高血圧改善は重要なものです。高血圧の危険因子には様々なものが挙げられます。中には、どうしてそれが発症の危険因子になるのか、明らかになっていないものも少なくはありません。しかし一方で、発症メカニズムが明らかにされている危険因子があり、それが塩分の過剰摂取です。体内の塩分濃度は、腎臓の働きによって常に一定濃度に保たれています。しかし塩分を過剰に摂取すると、この濃度は濃くなります。そのため腎臓は、少しでもこの濃度を薄めようと、体内に水をためるように作用します。すると体内の水分量は多くなり、血液の量も増加します。血管内を流れる血液の量が増加すると言うことは、血管にも負担がかかると言うことであり、これが塩分の過剰摂取による高血圧発症のメカニズムです。高血圧が腎機能の不全を引き起こしやすいのも、このメカニズムが関係しているためです。こうしたメカニズムから体を遠ざけるためには、塩分の過剰摂取を控えることが最も手軽で、かつ効果的なことです。1日に必要な塩分摂取量は3~5グラム程度とされており、国による規定量は男性で8グラム、女性で7グラムです。しかし現実には、日本人の平均塩分摂取量は1日あたり約11グラムと、大きくこれらの数値をオーバーしています。これでは高血圧改善には程遠いです。和食は味噌や醤油と言った塩分の多い調味料をたくさん使用します。ですから、できるだけそれらは量を計って使用すること、また日頃から食塩摂取量を意識することが、高血圧改善の第一歩です。

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